サラリーマンの生涯年収が2~3億円。
今年のドリームジャンボ宝くじの1等が7億円。
ZOZO TOWN社長が落札したバスキアの絵画が123億円。
ん!?絵画が123億円?123万円の間違いではなくて?
ZOZO社長が落札したバスキアは123億円!
123億円で間違いありません。
5月18日にZOZO TOWN社長の前澤氏が世界的オークション会社であるサザビーズがNYで開催したオークション会社で、バスキア作品を123億円で落札したそうです!
それがこちら↓
(引用:日経新聞記事(2017 The Estate of Jean―Michel Basquiat)バスキア絵画に123億円 ゾゾタウン前沢氏が落札 :日本経済新聞)
しかも、ZOZOの社長さんはバスキア作品を買ったのはこれが初めてではありません。
昨年の5月に買ったのがこちら↓
(引用:UNTITLED (1982) JEAN-MICHEL BASQUIAT(「僕がバスキアの絵を62.4億円で買った理由」ZOZOTOWN前澤友作 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)))
クリスティーズというもう一つの世界的オークション会社がNYで開催したオークションで、こちらは62億円で落札!なんとバスキア作品では最高額!それだけでも衝撃的だったのに今回はまさかの落札額が倍になってる!笑
しかもしかも、この123億円というのは、アメリカ人アーティストの作品の落札額としては史上最高額なんだそうです!史上最高額!歴史を作っちゃいましたね。
ZOZO社長さんは日本の長者番付では14位だそうです。
バスキア最高額を記録した当時のインタビューはこちら↓
オークションが開催される時期になると高額落札のニュースは目にしますが、日本人がこれだけ高額なものを匿名にせずに落札するのは珍しく、海外のメディアでも大々的に取り上げられ、MAEZAWAの名前を世界に広めるきっかけとなりました。
今回の落札についてもしっかりと海外メディアで報道されています。
彼は誰なんだ!?なんでそんなお金持ってるんだ!?とメディアが騒げば、会社の宣伝を世界的にしてもらえる、という意味では、123億円は安いものなのかも知れませんね。
バスキアって誰?
ジャン=ミシェル・バスキア(1960-1988)は、NYブルックリン生まれのハイチ系アメリカ人画家。ティーンエイジャーの頃から地下鉄やスラム街でスプレーペインティングを始め(え、問題児?笑)、高校は中退してTシャツやポストカードを売って生活をしていたそうです。
(引用:Jean-Michel Basquiat)
その後バスキアのスプレーペインティングや人種差別等をテーマにしたメッセージ性のある作品は評価され、これ↓で知られるキース・ヘリングの助けもあって個展を開くまでに!
(引用:http://haring.com)
しかもその後はポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルとの協同作品を作る等、イケイケな一流のアーティストの仲間入りを果たし、美術界で成功を収めた始めての黒人アーティストとしても有名です。
しかし、数年後にウォーホルが亡くなると、後を追うようにヘロインの過剰摂取でバスキアは27歳の若さで亡くなります。
日本でバスキア作品を見たかったらこちらが参考になります↓
まとめ
純粋なアート好きの現代アートのコレクターでもあり、地元である千葉に美術館を作る構想を立てているそうなんです。
じゃんじゃんお金使ってなかなか見れないアート作品を見れる機会をぜひ作ってほしいですね!
もっとバスキアを知りたかったら
◆公式サイト(英語)
◆バスキア入門?

- 作者: ジャン‐ミシェルバスキア,Jean‐Michel Basquiat
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1997/09
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◆バスキアの映画もあります!
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◆コアなファンならバスキアグッズ
意外とバスキアの作品は商品化されてるんですね。こんなのもありました↓
王冠はバスキアのトレードマークだそうです。
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